青学大の原監督、全国化を要望 箱根駅伝予選会で持論

トークイベントで話す青学大陸上部長距離ブロックの原晋監督=19日、東京都内

 青学大陸上部長距離ブロックの原晋監督が19日、東京都内で取材に応じ、東京箱根間往復大学駅伝の予選会で、全国からの参加が今大会限りとなっていることについて「全国化すべきだ。地元の子が地元に残る構造をつくれば、地方が活性化する。競技人口の拡大にもつながる」と訴えた。

 14日に行われた第100回大会予選会には関東以外の京産大や皇学館大などが出場したが、力の差は大きく本大会への切符をつかめなかった。原監督は「育成には当然時間がかかるが、未来に向け、101回大会以降の全国化が明文化されれば地方の大学も準備ができる」と持論を展開した。

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