スケート高木「いよいよ始まる」 距離別スピード、20日に開幕

公式練習で調整する高木美帆=長野市エムウェーブ

 スピードスケートの全日本距離別選手権は20日、長野市エムウェーブで開幕する。19日は出場選手が会場のリンクで最終調整し、女子でエースの高木美帆(TOKIOインカラミ)は「いよいよ始まる。目の前の1本に集中して頑張る」と意気込みを語った。

 29歳の高木は春に自らが中心のチームを結成。今大会は昨年の北京冬季五輪を制した1000メートル、世界記録を保持する1500メートルなど計4種目にエントリーした。

 実力者がひしめく男子500メートルで北京五輪3位の森重航(オカモトグループ)は3月に専大を卒業。社会人として挑む初のシーズンへ「自分らしい滑りができれば」と意欲を示した。

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