挫折に負けず自ら道を切り開いた立石俊樹

2.5次元ミュージカルなどで活躍する俳優の立石俊樹が19日、自身の公式X(旧ツイッター)で、一般女性と結婚したことを報告した。

立石は直筆の文書を投稿し、《突然ではございますが、本日令和5年10月19日に結婚致しました》と発表。お相手については《一般の方》とのみしか発表していない。

これまでの芸能生活を振り返り、《これまでファンの皆様、関係者の皆様といった、たくさんの方々の支えがあり、ミュージカルを始めとする様々な表現の場をいただき、今日まで活動して来られました》と感謝。

今後について、《またまだ未熟な自分ではありますが、人として役者としても努力を積み重ね、これまで以上精いっぱい取り組んでいく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます》と呼びかけた。

秋田県生まれの立石は、高校卒業後は東京消防庁で消防士として働いていたが、歌という夢を諦めきれずに約2年間働いたのち東京消防庁を退職した。

「約1ヶ月後の某大手事務所の特待生オーディションに合格。演技、歌、ダンスを学ぶオーディションプロジェクトに参加したが、2次審査で落ちてしまった。もし合格していれば、人気グループのメンバーに選ばれていたかもしれない。そこで挫折したが、そこからはい上がった」(芸能記者)

2015年9月に男性ダンス&ボーカルグループ・IVVYを結成しメンバーとして活動していたが、21年いっぱいでグループから卒業。グループでの活動と並行して俳優業をこなし、17年4月にミュージカル「テニスの王子様」の3rdシーズンで初舞台を踏み、21年3月にはミュージカル「『黒執事』~寄宿学校の秘密~」で初主演を務めた。

11月から来年2月まで東京・帝国劇場で上演される「ミュージカル・ピカレスク『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』」に出演を果たす。

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