自転車の男性死亡…車にはねられる、同じ方向を走行中だった 運転手の会社員を逮捕 道幅5メートル、センターラインなし その後、理由不明の不起訴に

車の男性不起訴、自転車の死亡事故

 さいたま地検は18日、埼玉県鴻巣市内の市道で男性と衝突し、死亡させたとして逮捕された同市の男性(40)について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 男性は9月11日午後7時過ぎ、鴻巣市内の市道で自転車を運転していた男性(80)と衝突し、死亡させたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、鴻巣署に逮捕されていた。

■自転車の男性、車と同じ方向に進行 運転手を現行犯逮捕(以下、初報記事)

 9月11日午後7時3分ごろ、鴻巣市郷地の市道で、自転車に乗っていた鴻巣市屈巣、無職の男性(80)が乗用車にはねられ、多発性外傷で搬送先の病院で死亡が確認された。

 鴻巣署は乗用車を運転していた鴻巣市、会社員の男(40)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕し、事故の状況を調べている。

 同署によると、現場は中央線のない直進道路で、道幅約5メートル。男は桶川市方面から行田市方面に進行中で、同じ方向を進行中の自転車の男性をはねた。

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