【広島県が入札方式を変更】ホーユーによる食事提供停止を受け

【長島カイセツ】食事提供停止問題 学校の現状と停止の影響は?

県立高校の寮などで、食事の提供が停止した事態を受け、広島県が給食の提供業者を決める入札の方法を変更します。

これは、19日あった広島県議会・総務委員会で、県が明らかにしました。県立高校の寮などで食事の提供を停止した広島市の業者「ホーユー」は、給食調理業務の入札で、他の業者よりも極端に低い価格で落札していました。

県は、変更の理由を「著しく低い価格での落札は給食の質を保証できなくなる懸念がある為」としています。今後は、価格だけで決定する方式を廃止。学校などが、従業員の待遇や地元食材の利用などを踏まえて評価する方式か、業者側の運営計画を審査する方式とします。そして、業者には経営状況を確認できる書類の提出を求めます。

《2023年10月19日》

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