【呉市沖の死亡事故】船長2人を書類送検

呉市沖の海上で小型舶同士が衝突し、1人が死亡した事故で、呉海上保安部が双方の船長に過失があったとして、書類送検しました。

事故は今年1月8日の朝、呉市の豊島大橋の沖合で起きました。呉海上保安部によると、衝突したのは、小型船の三和丸と祥福丸で、祥福丸に乗船し、事故の直前に海中に逃れた呉市の男性(当時40)が左足を切断し、収容先の病院で死亡しました。そして19日、呉海上保安部は「業務上過失致死」などの疑いで、三和丸と祥福丸の船長2人の書類を、広島地検呉支部に送りました。2人は共に容疑を認めているということです。

呉海上保安部は、釣りのために訪れていた双方の見張りが不十分だったことなどが原因で事故が起きたとみています。

【2023年10月19日放送】

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