【カンボジア】中国聯通、海底光ファイバーケーブル敷設へ[IT]

中国聯合網絡通信集団(中国聯通、チャイナ・ユニコム)は18日、カンボジア初となる国営の海底光ファイバーケーブルを敷設すると発表した。同日にはカンボジア郵政通信省との間で契約書を交わした。クメール・タイムズ(電子版)が19日伝えた。

同海底光ファイバーケーブルは香港からカンボジア南部シアヌークビルを結ぶ。長さは約3,000キロメートル。2024年3月2日に着工し、25年7月の完成を予定している。中国聯通は、デジタルインフラの整備やデジタル経済の促進でカンボジアとの連携をさらに強化していく方針を示した。

中国聯通は、中国と10カ国・地域超を結ぶ陸上光ファイバーケーブル20本超、海底光ファイバーケーブル60本超を敷設している。

同社が参画する高速海底ケーブル網「SEA─H2X」は、香港、中国海南省、フィリピン、マレーシア、シンガポールを結び、ベトナム、カンボジア、インドネシアへの延伸も視野に入っている。

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