いよいよ始まる全国高校サッカー選手権県予選 シード4校のキャプテンに意気込みを聞いた 【大分県】

全国高校サッカー選手権大分県大会が21日に幕を開ける。本命不在の今大会は、どの高校にもチャンスがある。憧れの選手権を目指し、熱戦が繰り広げられそうだ。今回は大会を前にシード4校のキャプテンに意気込みを聞いた。

第1シード・柳ケ浦

MF橋本琉唯(3年)

Q:チームの仕上がり具合は?

「3年生が中心となって1、2年生を引っ張っていけるようになりました。特徴のある選手が多く、それぞれの個性を発揮できている。緊張感のある練習ができているし、どこよりも練習してきたので自信を持って試合に臨みたいです」

Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したい?

「プレーに波があるので、どの試合でも同じようなパフォーマンスを発揮したい。走って、体を張って、攻撃の部分ではワンチャンスをものにしたいです。相手を見て、長いパスからチャンスを演出できればと思っています」

Q:気になるチームは?

「第1シードですが、チャレンジャーとして1試合1試合に全力を尽くすだけ。県高校総体で大分に負けたので、リベンジしたい思いはあります」

第2シード・中津東

MF菅川青空(3年)

Q:チームの仕上がり具合は?

「インターハイ(全国高校総体)で初戦敗退となりましたが、それ以降、学校生活やサッカーへの取り組む姿勢を見直しました。全国で通用するために日頃から強度の高い練習ができるようになり、チームは前進していると感じています」

Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したい?

「FWや右SHで出場することが多いので、スペースに抜け出して起点となり、周りを使ってプレーできればと思います。守備ではチームの特徴である前からプレスをかけて、勢いをつけたいです」

Q:気になるチームは?

「県新人大会で大分に負け、県高校総体では勝った。1勝1敗なので決着をつけたい。対戦するとなれば準決勝、勢いづく勝ち方をして決勝に進みたいです」

第3シード・大分

FW中村勇太(3年)

Q:チームの仕上がり具合は?

「県高校新人大会、県高校総体とも優勝できずに悔しい思いをしています。負けられない思いは強い。プリンスリーグでは苦戦していますが、九州の強豪校と試合をして経験値は上がっています。攻撃で相手を上回る試合をしたいです」

Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したい?

「対戦相手は僕らに対して守りを固めて、長いボールを蹴ってカウンターを狙ってくると思います。焦らずにパスをつないで相手を引き出し、攻略したい。サイドで起点を作って、前線のスピードのある選手を生かしたいです」

Q:気になるチームは?

「初戦の大分東明は気の抜けない相手だと思っています。高校最後の大会となるので悔いの残らない試合をして、選手権に出たい。それを目標に3年間頑張ってきました。負けは許されない」

第4シード・鶴崎工業

DF渡辺丈一朗(3年)

Q:チームの仕上がり具合は?

「最後の大会となる3年生が中心となって、失点をしないサッカーができています。夏休みに1対1に負けないためにフィジカルを強化してきて、全員が走れるチームになったと思います。大会に向けてチームの雰囲気は悪くないです」

Q:どんなプレーでチームの勝利に貢献したい?

「これまで中盤でプレーしてきたので、足元の技術には自信があります。今はCBをしていますが得点に絡めるパスを出したい。守備では体を張って無失点に抑えたいです」

Q:気になるチームは?

「これまでの二つの大会(県高校新人大会、県高校総体)では準決勝で負けているので、まずは決勝に勝ち上がることを目標にしたいです。どこが相手でもやることは変わりません。無失点に抑えることだけを考えたいです」

(七蔵司)

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