生徒が手がけた小皿やバターナッツずらり 販売会で丹波支援学校生が奮闘

販売会で丁寧に接客する生徒たち(南丹市園部町・アスエルそのべ)

 南丹市八木町の丹波支援学校高等部の生徒が作った製品や農作物の販売会が、同市の園部文化会館「アスエルそのべ」で開かれた。小皿や収穫した農作物などを並べ、生徒自らが接客して商品を販売した。

 就労支援施設のあじさい園(八木町)とひより舎(日吉町)が12日に合同で催し、生徒17人が参加した。

 ピンクやブルーの鮮やかな小皿などの陶芸作品から、和紙で作ったコースター、校内で育てたジャガイモやバターナッツカボチャまで盛りだくさん。訪れた人は、熱心に品定めしていた。

 生徒はそろいのエプロンで「いらっしゃいませ」と声をかけ、「一生懸命に作りました」などと、商品を丁寧に説明していた。

 ジャガイモを販売した2年の男子生徒(17)は「今年は暑くて農作業は大変だったけど、みんながうれしそうに買ってくれたので、うれしかった」と話した。

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