報酬約1900万円を不正受給 訪問介護サービスの事業所を行政処分

介護報酬約1900万円を不正に受け取っていたとして、名古屋市は訪問介護を行う市内の事業所に対し指定取り消しの行政処分を決めました。

11月1日付で指定取り消しの処分を受けるのは、障害者などへの訪問介護サービスを行う名古屋市南区の「あいケア絆(きずな)」です。名古屋市によりますと、「あいケア絆」は2018年からことし2月にかけて実際はヘルパーの資格がない人が介護をしたのに別人の名前を使って記録を作成したり、架空のサービス提供したように装ったりして、およそ1900万円の介護報酬を不正に受け取っていました。

去年8月に関係者から「違法なことをしているのではないか」と情報提供があり発覚しました。

名古屋市は「あいケア絆」に対し、不正受給額に加算金を含めた2400万円あまりを返還するよう求めています。

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