サッカーの元日本代表、槙野智章氏(36)が18日、諫早市貝津町の創成館高(奥田修史校長、774人)で講演し、サッカー部員らを指導した。
生徒の夢の実現へ意識を高めてもらおうと、同校サッカー部の久留貴昭監督と親交のある槙野氏を招いた。槙野氏は2018年のワールドカップ(W杯)などで日本代表として活躍。現在、品川CC(神奈川県)のテクニカルアドバイザーなどを務める。
「モチベーションアップ~夢・挫折・ルーティーン・持ってる男とは~」と題した講演では、自らの体験や現在の目標を紹介し、「目標は口で言うよりも紙に書き、よく見る場所に貼っておくべき」と強調。「チャンスがあったら後悔を恐れずにやったほうがいい」とエールを送った。
この後、グラウンドでボールの動かし方や攻撃の組み立て方などをサッカー部員に熱く指導した。3年の池田隼人主将は「うまくいかない現象からどう展開すべきか教えてもらい、成功体験を積むことができた。これから始まる大会では結果を残し、全国に創成館の名前をとどろかせたい」と目を輝かせた。