岩手の魅力、銀座で発信続け25周年 東京・いわて銀河プラザ

25周年記念感謝祭でにぎわういわて銀河プラザ

 【東京支社】東京・銀座で岩手県産品を販売するアンテナショップ「いわて銀河プラザ」は20日、開業25周年を迎えた。新型コロナウイルス禍で一時は客足が遠のいたものの、2022年度の売り上げは4億7904万円とコロナ前の水準近くまで回復。首都圏に本県の魅力を発信する拠点として、関係者は一層のにぎわいと岩手ファン獲得へ決意を新たにする。

 歌舞伎座の向かい、百貨店やブランド店が軒を連ねる周辺は、多くの買い物客やインバウンド(訪日客)が行き交う。感謝祭を開催中の19日は、花巻空港便を運航する日本航空(JAL)の客室乗務員らがお薦め商品を紹介し、活気にあふれた。

 同店は1998年に開業。本県の特産品や加工品など1800品を常設で取り扱う。地域活性化センターのまとめによると、都内のアンテナショップでも歴史が古く、売り上げも上位に位置する。

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