おわん料理、味を競う 金ケ崎でオーワングランプリ

おわんで提供されたグルメを味わう来場者

 おわんで提供される料理の味を競う第10回かもん金ケ崎オーワングランプリ(実行委主催)が15日、金ケ崎町西根の金ケ崎駅前イベント広場で開かれた。来場者は各店自慢のグルメを味わい、気に入った一品を選んだ。

 町内などの24店舗が27品を200~500円で提供。食べ終えたおわんと交換した券で好みのメニューを投票する仕組みで、同町西根のイタリア料理店トラットリアプリミの和牛ビーフシチューが初のグランプリに輝いた。

 イベントは2012年に始まり、新型コロナウイルス禍で2度の中止を経て10回目。高杉郁也実行委員長(56)は「雨の中、食に興味がある人が多いことを実感した。今後も続け、販売メニューが岩手の特産品となるきっかけにもなればいい」と期待を込めた。

© 株式会社岩手日報社