栃木県誕生150年を記念し栃木県板金工業組合が「銅板製折鶴150羽」寄贈

 栃木県の誕生150年を記念して、10月16日に銅板性の折鶴150羽が県に寄贈されました。

 銅板性の折鶴を寄贈したのは、建築板金業者など約130社で組織する栃木県板金工業組合です。

 全日本板金工業組合が制定した8月3日のハサミの日に県板金工業組合でも、去年(2022年)から活動地域貢献活動などを実施していています。今年(2023年)は栃木県誕生150年にちなみ、自分たちの技術で150年を祝おうと、縁起の良い鶴を銅板で150羽折って寄贈することにしました。

 銅板製の折鶴は、厚さ0.15ミリで12センチ四方の銅板を専用の工具などで折り曲げて作りました。会員約30人が集まり、一日がかりで折り上げ、15羽ずつ10房にまとめて吊り下げました。出来上がった折鶴は一羽の重さが30グラムで、150羽全体で台座も含め約5キロになります。

 この日は岩室久夫理事長らが、福田富一知事に銅板製折鶴を寄贈し、福田知事が未完成の一羽のくちばしをピンセットで折り曲げ150羽の折鶴を完成させました。

 福田知事は「この鶴を大事にして、150年を記念するとともに、皆さんの団体を知っていただくことにも役立てたい」とお礼を述べました。

 銅板製の折鶴は来月(11月)にも、県庁1階ロビーの県政展示コーナーにある県誕生150年コーナーに展示して一般に披露される予定です。

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