全国高校サッカー選手権 長崎県大会 出場32校が激戦 21日開幕

高校サッカー長崎県大会のトーナメント表

 サッカーの第102回全国高校選手権長崎県大会は21日に開幕し、出場32校が1枚の全国切符を懸けて争う。高校サッカーの聖地「国立」でのプレーを目指して、今年も熱い戦いが繰り広げられそうだ。
 1回戦8試合を21日、2回戦8試合を22日に行う。長崎総合科学大付、国見などシード8校は28日の3回戦から登場。29日に準々決勝、11月5日に準決勝を実施する。決勝は11月12日午後0時40分から諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で開催する。
 昨年は国見が12年ぶり23度目の優勝を果たした。過去10年では長総大付が7度の優勝を誇り、勝負強さを発揮している。一方、第94回大会は長崎南山、第99回大会は創成館がそれぞれ初優勝を飾るなど、近年は各校の実力差が縮まっている。
 今年の県高総体も接戦の連続だった。準決勝で長崎日大と国見がPK戦を制して決勝に進出。決勝もPK戦までもつれ、最後は国見が5-3で振り切った。
 今大会の優勝校は12月28日に東京・国立競技場で開幕する全国高校選手権の出場権を獲得する。

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