交通安全を推進する佐賀県の「SAGA BLUE PROJECT(サガブループロジェクト)」の一環で、高齢者の交通事故防止を推進するイベントが14日、県老人クラブリーダー研修会に合わせて佐賀市のアバンセで開かれた。
県交通事故防止特別対策室の牧瀬浩副室長が県内の交通事故情勢などを説明。年末にかけての時期に交通事故が増える傾向にあることを紹介し、「県内の交通事故死亡者の6割が65歳以上の高齢者。車の運転ではしっかり前を見て早めにライトを点灯し、出歩く際は反射材の着用と横断歩道でのハンドサインを徹底してほしい」と呼びかけた。
交通安全アンケートの回答者に反射材付きのTシャツなどが当たる抽選会も実施した。反射材を受け取った神埼市の花山はるみさん(77)は「いつも散歩の時や自転車で出かける時にも反射材を着用している。交通事故には気をつけたい」と話した。