「世界の平和を願います」神保町のロシア料理店「ろしあ亭」が31日で閉店へ 惜しむ声続々

東京・神保町のロシア料理店「神保町 ろしあ亭」が31日に閉店することが、同店の公式Xで20日、発表された。95年の創業以来、ファンに愛され続けた老舗が28年の歴史に幕を閉じる。

Xでは「10月31日で閉店いたします」と報告。続けて「1995年7月3日ろしあ亭はこのコロナ禍とロシアウクライナ軍事侵攻の中28周年を迎えることができました。いろいろな波がありましたが、皆さまとの奇跡な出会いでうれしい楽しいの積み重ねでやってこられました。本当にありがとうございました」と感謝をつづり「世界の平和を願います」と結ばれた。

本格的なロシア料理とワイン、ウオッカを楽しめる同店。「白いビーフストロガノフ」、「ボルシチ」などの定番メニューやレトロな趣のある店内で人気だった。

投稿から3時間ほどでリポスト数は2000を超え、Xのユーザーからは閉店を惜しむ声が続々。「おいしいロシア料理をありがとうございました。神保町の思い出として一生残り続けると思います」「ボルシチ、おいしかったです。ありがとうございました。また、本当にお疲れさまでした」「神保町勤務時よく通わせていただきました」「貴重な本格ロシア料理店が……寂しいです」などのコメントが寄せられている。

(よろず~ニュース編集部)

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