プジョー、ロング版3列の『リフター』にパークアシストなど初採用の“GTドライブエディション”を設定

 全長4.76mと使い勝手のよいサイズとともに3列シート7人乗りを実現し、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備するなど、オフのテイストを打ち出した独自の存在感で人気を誇るプジョーの『RIFTER LONG(リフター・ロング)』に、安全性や利便性を高める装備を追加した特別仕様車“GT Drive Edition(GTドライブ・エディション)”が登場。10月5日より発売開始となっている。

 オフロードにも対応するスタイルと走行性能をあわせもつSUVテイストのMPVとして、端正なフロントフェイスや前後左右にあしらわれたクラッディング(ホイールアーチやガード類)が生み出すマッシブな造形など、独自の特徴を打ち出す同車だが、プラットフォームには『308』以降ベストセラーSUVの『3008』や『5008』でも定評あるEMP2を採用する。

 その高いダイナミクスを誇るシャシー性能も活かし、ノーマルをはじめ悪路走破性を高めたスノー、サンド、マッド、ESC OFFの5つのモードに切り替えが可能で、トラクションコントロールをベースにプログラミングされた最新システム“アドバンスドグリップコントロール”も搭載している。

 それでいて2列5名乗車の標準ボディに対しホイールベースも2975mm(同+190mm)とし、3列目シートを外せば最大2393リッターもの大容量ラゲッジスペースを確保しつつ、車両重量は1700kgと+50kgの増加に抑え、日本の道路事情にもマッチする使い勝手のよいサイズをキープした。

 そんなリフター・ロングに追加設定された今回の特別仕様車は、ファミリーユースを考慮して安全性と利便性を向上させる特別なアイテムを装備。そのひとつであるデジタルリヤビューミラーは、クリアな後方視界を確保することでより一層安心・安全なドライブを可能とした。

 また、駐車時のハンドル操作をサポートするパークアシストをリフターとして初搭載したほか、後席の状況を確認できるチャイルドウォッチミラー、2列目シートの日差しを和らげるサンブラインドを特別装備している。

 パワートレインは、ベースモデルと同様に定評ある先進の1.5リッター・クリーンディーゼルエンジンDV5型(130PS/300Nm)に電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせ、アイドリングストップ機構と最新の排気浄化システム(酸化触媒、SCR選択還元触媒、DPF微粒子フィルター)による高い環境性能を誇る。

 ボディカラーには新色のプラチナグレーと、人気のアイシーホワイトという2色が用意され、日本導入は160台限定となり、価格は469万円(税込)となっている。

プジョー公式サイト:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-rifter.html

ボディカラーには新色のプラチナグレーと、人気のアイシーホワイトという2色が用意される
クリアな後方視界を確保するデジタルリアビューミラーを特別装備し、駐車時のハンドル操作をサポートするパークアシストを初採用
2列5名乗車の標準ボディに対しホイールベースも2975mm(同+190mm)とし、3列目シートを外せば最大2393リッターもの大容量ラゲッジスペースを確保する

© 株式会社三栄