国交省試算…リニア新幹線開業で静岡県への経済効果は10年間で1679億円に

国土交通省は、リニア新幹線が開業した際の静岡県への経済効果が、10年間で1679億円に上るという試算結果を発表しました。

(斉藤 国交相)

「東海道新幹線の静岡県内の現状の約1.5倍増加するとした場合、利便性の向上が期待されます」

国交省によりますと、リニア新幹線の東京~大阪間の全線開業後、東海道新幹線の県内駅の列車の停車回数が、約1.5倍となれば静岡駅の停車頻度は、現在の20分に1本から12分に1本になるということです。また、10年間で1679億円の経済効果があると試算しています。リニア新幹線をめぐっては、県が静岡工区の着工を認めていないため、この調査結果で理解を求めるのが狙いです。

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