海上保安官、飲酒運転で停職処分 大量に飲んだ5時間後

海上保安庁

 大量に飲酒した約5時間後、酒臭いまま車で警察署を訪れ、飲酒運転が発覚したとして、海上保安官が停職5カ月の懲戒処分を受けた。岩手県釜石市の釜石海上保安部が20日、発表した。

 釜石海保によると、19日付で処分を受けたのは、同海保の男性2等海上保安士(21)。6月23日、釜石市の複数の飲食店でビールやサワーなど計8杯を飲酒し、翌24日未明に徒歩で帰宅した。

 飲酒を終えて約5時間後の同日早朝、財布を預かっていると警察から連絡があり、自家用車で釜石署へ向かった。酒臭かったため呼気検査を実施。呼気1リットル中0.63ミリグラムのアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで摘発された。

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