バットで殴り野球部員けが 鹿児島城西高、同期と口論

 鹿児島県日置市の私立鹿児島城西高野球部で9月、1年生が同学年の部員の背中を金属バットで殴り、けがをさせていたことが20日、学校への取材で分かった。学校は9月5日、県高野連に報告。日本高野連は10月4日付の文書で厳重注意とした。

 学校によると、2人は9月3日の練習後、部室で口論になった。殴られた部員は20日間の打撲を負い、保護者が学校に連絡した。殴った部員は「自分のグラブを勝手に使われたと思い、腹が立った」と説明した。

 殴った部員を自宅謹慎とし、部長の教諭と監督を口頭で注意した。秋武達朗校長は「暴力はあってはならず、再発防止に向け繰り返し指導していく」と話している。

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