バルセロナは10月28日に行われるラ・リーガ第11節、レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で、世界的ロックバンド『ローリング・ストーンズ』のロゴが入った限定ユニフォームを着用することをクラブ公式サイトなどで発表した。
バルセロナのユニフォームの胸スポンサーは音楽配信サービス『Spotify』が務めており、普段は同サービスのロゴが掲出されているが、エル・クラシコの際にはミュージシャンとコラボした限定ユニフォームを着用している。昨シーズンはラ・リーガ第9節の試合ではカナダ出身のラッパー、ドレイクが手掛けるブランドのロゴが掲出され、第26節の試合ではスペイン人ミュージシャン、ロザリアのアルバムのロゴ入りユニフォームを着用した。
今回は『ローリング・ストーンズ』のシンボルでもある、舌と唇が描かれた「ベロマーク」が掲出されたユニフォームを着用する。『ローリング・ストーンズ』は10月20日に18年ぶりのニューアルバム『ハックニー・ダイヤモンズ』を発売するため、これに合わせたキャンペーンとなる。
また、トップチームのエル・クラシコの試合だけでなく、女子チームも11月5日に行われるリーガFのセビージャ戦で同じデザインのユニフォームを着用する。
このコラボを記念して、10月23日には2種類の限定ユニフォームが発売される。1つは同じデザインのオーセンティックモデルで、クラブの創設年数に合わせて1899枚の限定販売に。もう1つは試合当日の男女のスタメン選手のサインが記されたバージョンで、こちらは22枚限定とさらにプレミア度の高いものとなっている。
『ローリング・ストーンズ』は今回のコラボについて次のようなコメントを公表している。
「私たちは熱烈なサッカーファンだ。今回、ニューアルバム『ハックニー・ダイヤモンズ』の発売を記念し、バルセロナのユニフォームにベロマークのロゴを掲出してくれることに感謝している。ピッチに立つ選手たち、そして世界中のファンが、この象徴的な試合とシンクロしてくれるよう願っている」