スペイン1部FCバルセロナ、キットサプライヤーNike、そしてメインスポンサーSpotifyは19日、世界的なロックバンド「The Rolling Stones（ローリング・ストーンズ）」とコラボレーションした限定ユニフォームを発表した。
このユニフォームは10月28日に開催されるラ・リーガ第11節の“クラシコ”レアル・マドリー戦で着用する。
FC Barcelona 2023-24 Nike "The Rolling Stones" Limited Edition
バルセロナ 2023-24 Nike ホーム The Rolling Stones リミテッドエディション ユニフォーム
19日に発表となったローリング・ストーンズとのコラボレーション・ユニフォーム。胸部にはスポンサー「Spotify」のロゴマークではなく、ストーンズのトレードマークでもある“Lips and Tongue（通称ベロマーク）”を配置。サッカー界と音楽界の両巨人がユニフォームを通じて手を結んだ。
今回のコラボレーションの主たる理由は、実に18年ぶりとなるストーンズの新作「ハックニー・ダイアモンズ」発売のタイミングに合わせたもの。全世界のストーンズ・ファン待望のNEWアルバムは10月20日（金）に発売となった。
クラシコを祝うために音楽ストリーミングサービスの「Spotify」では、バルセロナの新たなプレイリストを作成。「Barça Matchday」と名付けられたこのプレイリストには、ストーンズの新曲「Angry」も含まれている。
バルセロナ、ストーンズの両ファンのみならず世界中のユニフォームファンが注目するこのスペシャルな一着。入手方法も発表されたが、どうやらかなり“狭き門”となりそうだ。
ユニフォーム発表となった19日にはストーンズのメンバー（ロン・ウッド、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ）も今回の特別ユニを手にして登場した。
ローリング・ストーンズ側のコメント：
「私たちはサッカーの熱烈なファンだ。今回、ストーンズの新アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」の発売を祝って、FCバルセロナのユニフォームに我々のベロマークのロゴをSpotifyが付けてくれたことに感謝している。ピッチにいる選手たち、そして世界中のファンが、この象徴的な試合とシンクロしてくれるよう、応援している。」
世界が注目するクラシコでSpotifyがあえて自社のロゴマークを外し、ローリング・ストーンズとロゴを入れ替えた理由。これはアルバム発売のタイミングも関係しているが、“音楽とサッカーの世界を結びつける”というSpotify側のイメージ戦略でもある。
Spotifyには現在多くのサッカー関連プレリストが公開されているが、その中には日本サッカー協会（JFA）も含まれる。
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この特別ユニフォームの気になる入手方法だが、一般向けにはクラブ公式オンラインストアにてわずか1899着の限定で販売される。“1899”はもちろんバルセロナのクラブ創設年にかけたものだ。
ただし具体的な発売のタイミングや価格については発表されていない。クラブでは公式ストアに登録すれば情報を提供するとしている。
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