吉田屋、21日午前に記者会見 駅弁食中毒の経緯説明へ

青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の本社=9月

 青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」は20日、同社の駅弁による集団食中毒の発生を受け、吉田広城社長らが21日午前に記者会見すると発表した。9月中旬に食中毒が発生して以降、同社が会見するのは初めて。経緯や再発防止の取り組みを説明するとしている。

 吉田屋はこれまで一度も公の場で説明しておらず、青森県の宮下宗一郎知事が「これほど大きな問題にもかかわらず、説明責任を果たしていない」と批判。報道機関各社が加盟する地元の記者会も、会見の実施を求めて同社に公開質問状を提出していた。

 駅弁による食中毒では29都道府県で521人の被害を確認している。

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