日本新聞協会は「新聞広告の日」の20日、東京都内で第43回新聞広告賞の贈賞式を開き、近畿大の「上品な大学、ランク外。」に大賞を贈った。
近畿大は「上品な大学ランキング」でランク外だったことを逆手に取ったコピーを打ち出し、本文で社会が求める人材と近畿大生のイメージが一致することを伝えた。さらに実在する学生の顔写真200枚を人工知能（AI）に学習させて「いそうでいない近大生」の画像を生成。2次元コードで画像制作の裏側を紹介する記事に誘導した。
近畿大の世耕石弘経営戦略本部長は式典で「真面目や上品は京都と神戸の大学にくれてやろうと決意した」とあいさつし、会場の笑いを誘った。
