イ・ボミが何度も目を潤ませて日本ツアー最後の大会を終えた。2015年から2年連続賞金女王に輝き、笑顔を絶やさないプレースタイルでツアー随一の人気を誇った35歳。「とても幸せ。13年間、ファンの皆さまに支えてもらえた」と、よどみない日本語で感謝の言葉を口にした。
1番のティーオフで涙を浮かべていた。大勢のギャラリーが名前の書かれたタオルなどを掲げ、1打ごとに大きな拍手や声援が送られた。
ラウンド後は選手らがおそろいのピンク色のTシャツを着用し、サプライズでセレモニーが行われた。同時期に切磋琢磨した上田桃子らから花束を受け取り「感動した。今度は私がみんなを応援する」と頭を下げ続けた。
