鳩山元首相、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」国際会議に日本から参加「日中間の対話」を提言

鳩山由紀夫元首相が20日夜、X(旧ツイッター)を更新。コロナ禍を経て、北京で久々に開催された中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議に参加したことを報告し、「日中間の対話」の必要性を説いた。

鳩山氏は会議に出席した習近平国家主席の笑顔や自身が演説する写真を添付し、「4年振りに開かれた一帯一路フォーラムに参加してきた」と切り出し、「二階先生がご体調を崩され参加されなかったので、日本からは私一人の参加となった」と報告。これまで同会議に出席し、演説してきた自民党の元幹事長である二階俊博衆院議員が今回は欠席したことも明かした。

その上で、鳩山氏は「日中間には処理水の放出問題など課題が多いが、だからこそ対話が求められる。今からでも150カ国、三千プロジェクトの一帯一路に日本も参加すべきと思う」と提唱した。

国際会議では、習主席が18日の演説で「一帯一路」の今後の方針について参加国と共に「質の高い発展」を目指す考えを示した。

(よろず~ニュース編集部)

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