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南砺市の世界遺産・菅沼合掌造り集落で19日、合掌家屋の屋根の葺き替え作業に使用する茅(かや)の刈り取り作業が行われ、参加者45人が茅(かや)場で作業に励んだ。
今年で参加11年目の中日本高速道路富山高速道路事務所(富山市)の社員31人をはじめ南砺ユネスコ協会、住民ら45人が参加。越中五箇山菅沼集落保存顕彰会の中島慎一会長があいさつした。
作業は中日本高速と同顕彰会が協定を結び、国道156号沿いの斜面に整備した約300平方メートルの茅場で行われた。県西部森林組合の職員が鎌で刈って枯れ草を取り除き、根元を斜めに切りそろえて束ねるよう手ほどきした。束ねた茅は、合掌家屋の壁に立て掛けて乾燥させる。作業は来月上旬まで続く。