児童がサツマイモ収穫作業を体験 長井市西根小

サツマイモ掘りを楽しむ西根小の3年生=長井市川原沢

 長井市西根小(樋口則明校長)の3年生19人が20日、学校近くの白山森スキー場跡地で、サツマイモ「紅あずま」の収穫作業を体験した。

 収穫の喜びを伝えようと、地元の白山森花グループ(佐藤晏弘代表)が育て、2012年から毎年招待している。子どもたちは軍手を真っ黒にして芋掘りに熱中し、直径約15センチ、長さ約30センチの特大サイズが見つかった際には目を丸くして喜んだ。芋は家へのお土産とし、作業後は事前に収穫していた芋を試食した。

 一通り掘り終えた後も、土の中に残っているかもしれない“お宝”を探し続け「食べるより掘るのが楽しい」と話す児童もいた。一方、高橋侑嗣君(8)はほかほかのふかし芋を頬張り、「やっぱり食べるのが一番」と笑顔を見せた。

© 株式会社山形新聞社