アルトゥーベ逆転3ラン アストロズが3年連続のリーグ優勝に王手

リーグ優勝決定シリーズ第5戦【アストロズ5-4レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

第4戦までホームチームが全敗という状況のなか、お互い2勝ずつで迎えたリーグ優勝決定シリーズの第5戦は、アストロズが2点ビハインドで迎えた9回表にホセ・アルトゥーベの3ラン本塁打で逆転に成功。昨季王者アストロズが敵地アーリントンでの3試合に全勝し、対戦成績を3勝2敗として3年連続のリーグ優勝に王手をかけた。8回裏途中からマウンドに上がったアストロズ4番手のライアン・プレスリーが勝利投手に。レンジャーズのクローザー、ホセ・レクラークは痛恨の一発を浴び、敗戦投手となった。

昨季王者アストロズが今季得意としている敵地で3連勝し、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。アストロズがジャスティン・バーランダー、レンジャーズがジョーダン・モンゴメリーという第1戦と同じマッチアップになった一戦は、初回にアレックス・ブレグマンのソロ本塁打でアストロズが先制。レンジャーズは5回裏一死からナサニエル・ロウにソロ本塁打が飛び出し、1対1の同点に追いついた。

6回表にアストロズがホセ・アブレイユのタイムリーで勝ち越したものの、レンジャーズ2番手のジョシュ・スボーツが一死満塁のピンチを切り抜け、1点差をキープ。すると、直後の6回裏にレンジャーズは一死1・3塁のチャンスを迎え、アドリス・ガルシアがバーランダーから3ラン本塁打を放って試合をひっくり返した。

8回裏に乱闘騒ぎがあり、アストロズのダスティ・ベイカー監督と3番手のブライアン・アブレイユ、レンジャーズのガルシアが退場処分となる一幕も。アストロズはベイカー監督が猛抗議する姿を見て奮起したのか、9回表に代打ヤイナー・ディアスがヒット、代打ジョン・シングルトンが四球で出塁してチャンスを作り、アルトゥーベがプレーオフ通算26号となる逆転3ラン本塁打を放ってチームを勝利に導いた。

今回のリーグ優勝決定シリーズは、第5戦までホームチームが全敗という状況。移動日を挟み、第6戦からは再びヒューストンのミニッツメイド・パークに舞台を移す。

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