「まさざねネギ」ブランド化、発信に力 九戸村、21日販売会

「まさざねネギ」をPRする七戸宏大さん(右から2人目)ら

 九戸村は村内で栽培するネギを「まさざねネギ」としてブランド化し、販売促進に一層力を入れる。21日には村内外で特別販売会を開催。生産地としてのかつての盛り上がりを復活させ、生産者の意欲向上にもつなげる狙いだ。

 村役場で17日、お披露目会が開かれた。最年少生産者の七戸宏大さん(33)が二戸地域ゆかりの戦国武将九戸政実(まさざね)の甲冑(かっちゅう)姿で登場し、村シンボルキャラクター「まさざねくん」と共にPR。「ネギが苦手な人でも食べられるくらい甘みが強く、食感も良い」と力を込めた。

 特別販売会は午前10時から、盛岡市のイオンモール盛岡と九戸村の道の駅おりつめのオドデ館で開かれる。

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