キャプラーがRソックスGM候補に浮上 キム・アングは面接を拒否

チーフ・ベースボール・オフィサーのハイム・ブルームを解任し、フロントオフィスの新たなリーダー探しを進めているレッドソックス。すでに多くの候補者に面接を断られたことが報じられているが、地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアー記者によると、ジャイアンツ監督を解任されたゲーブ・キャプラーが新たな候補者として浮上したようだ。一方、マーリンズを退団したキム・アング元GMはレッドソックスの面接を拒否したことが報じられている。

ブルームを解任したレッドソックスは、編成本部長なのか、GMなのか、あるいは別の肩書きなのか、具体的な役職名は不明だが、フロントオフィスの新たなリーダーを探している。すでに多くの候補者に面接を断られ、人選が難航している様子が伝えられているが、スパイアー記者によると、サッド・レバイン(ツインズGM)、ニール・ハンティントン(パイレーツ元GM)、クレイグ・ブレスロー(カブスGM補佐)、エディ・ロメロJr.(レッドソックスGM補佐)の4人がすでに面接を受けたという。

ブレスローの就任を有力視する報道も出始めているが、ここにきてキャプラーが新たな候補者として浮上した。現役時代の2004年にレッドソックスの一員としてワールドシリーズ制覇を経験しているキャプラーは、2018~19年にフィリーズ、2020~23年にジャイアンツで監督を務め、通算456勝411敗を記録。2年連続でプレーオフ進出を逃してシーズン終了間際に解任されたが、すでにレッドソックスのフロントオフィスのリーダー候補として面接を受けたようだ。

一方、オプション行使を拒否してマーリンズを退団したアング元GMは、レッドソックスからの面接の打診を断ったという。理由は不明だが、今オフは新たな仕事を探さず、次の1年は休息に充てるつもりではないかとみられている。アングをレッドソックスの新リーダーの最有力候補に挙げる声もあったが、少なくともアングが今オフ中にレッドソックスに加入する可能性は消滅したと判断していいだろう。

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