長崎鶴洋高生 ドローンを使い小学校で授業 操作に児童ら歓声、水中観察の体験も

ドローンの着地を見守る児童ら=長崎市高尾町、高尾小

 長崎県立長崎鶴洋高の生徒10人は18日、九州電力長崎支店と協力し、長崎市立高尾小(原口徹弥校長、409人)で、ドローンを活用した授業を開いた。
 鶴洋高と九電長崎支店は昨年4月、「持続可能なふるさと」を目指した連携協定を締結。今回は高尾小3年生67人が参加し、ドローン飛行の授業を実施した。児童たちは、プログラミングのアプリで飛行ルートを設定したドローン操縦に挑戦。「すごい」「かっこいい」などの歓声を上げた。
 オンライン水族館では、鶴洋高の実習船が同市香焼町の辰ノ口海岸付近に停泊し、九電長崎支店の水中ドローンを使い、海中を魚が泳ぐ様子などをリアルタイムで高尾小教室のテレビ画面に映し出した。
 鶴洋高2年の西陸仁さん(17)は「子どもたちに楽しんでもらいうれしい。ドローンを身近に感じてほしい」と話した。

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