愛猫と「取ってこいあそび」ができる!上手なトレーニング方法とおすすめのおもちゃ

愛猫の「取ってこいあそび」のトレーニングに必要なモノ

愛猫の「取ってこいあそび」をトレーニングするためには、必要なモノがいくつかあります。

まずは、「おもちゃ」です。これがなければ始まりません。

次に、必須ではありませんが、帰ってきたときの位置の目安として「箱」を用意しておくとよいでしょう。ベースの役割を果たします。おもちゃを咥えた猫が自分の巣穴に見立て、使うかもしれません。

また、「おやつ」があると、より早く覚えてくれる可能性があります。

より確実にトレーニングする方法として、「クリッカー」も。クリッカーとは、「カチッ」と音が鳴るグッズのことです。

以上のモノがあれば、愛猫への「取ってこいあそび」トレーニングを開始できます。早速愛猫と楽しみながら、行ってみましょう!

「取ってこいあそび」トレーニングをするタイミング

「取ってこいあそび」トレーニングは、飼い主さんの都合でいつでも行ってよい、という訳ではありません。考えてもみてください。相手はあの、猫ですよ。

気まぐれな彼らが飼い主さんの都合に合わせてくれる可能性は…限りなく低いでしょう。

そのため、猫が遊びたいときに行うのが一番です。愛猫とある程度の絆が築けていれば、そのタイミングが分かるでしょう。

遊びたくてうずうずしているときを狙って、おもちゃを差し出してみましょう!

「取ってこいあそび」のトレーニング方法

では、具体的に「取ってこいあそび」のトレーニング方法について解説していきましょう。

基本のトレーニング

愛猫の口元におもちゃを置き、それを咥えたら、盛大に褒めます。これを何度か繰り返しましょう。

この動作を覚えてきたら次は、近くにおもちゃを置き、咥えて飼い主さんのところ、もしくはベースとなる箱まで持ってきたらまたしても盛大に褒めます。

この動作も覚えたら次は、普通に「取ってこいあそび」をしてみましょう。もしできたらそのときは…そう!思いっきり褒めちぎってあげてください。なぜ褒めるのが必要かというと、それは猫にとって「よいこと」だからです。「この動作をするとよいことがある!」と分かれば、自ら進んで行うようになります。

猫によってすぐに覚える場合もあれば、なかなかできるようにならない、という場合もあるでしょう。もしできなくても、それはあなたの愛猫が賢くないから、ではありません。

その場合は、次におすすめする方法を試してみてください。

おやつとクリッカーでトレーニングする

おやつとクリッカーがあれば、かなりの確率で「取ってこいあそび」ができるようになるでしょう。

前項でお伝えしたトレーニング方法を行う際に、褒める代わりにクリッカーを鳴らし、すぐにおやつを与えればOKです。何度か繰り返しているうちに、クリッカーの音だけで行うようになるでしょう。

クリッカートレーニングは猫にとってもストレス解消などに繋がり、プラスとなります。ただ、おやつを食べさせすぎると肥満に繋がる可能性がありますので、与えたカロリー分をその日のご飯から引くようにしてください。

「取ってこいあそび」に適したおもちゃとは?

とってこいに使うおもちゃは、何でもよい訳ではありません。あまりに大きかったり長かったりすると、猫が口で運べなくなってしまいます。愛猫が持ち運びしやすい大きさのおもちゃが最適です。

また、重さも重要。こちらも、愛猫が持ち運びしやすい重さを選んであげてください。

そして誤飲を防ぐため、遊んでいないときは猫が出せない場所へしっかりと、しまっておきましょう。

まとめ

愛猫が「取ってこいあそび」できるようになると、遊びの幅が広がります。

しかし実は、「取ってこいあそび」をしている飼い主さんたちの間で『愛猫がわざとなのか、絶妙に遠い距離に持ち運んで落とす』という説がささやかれているようです。そのため、結局飼い主さんがそこまで取りにいくハメになり、これではどちらが遊んでいるのか分からない、と。

もしかしたら愛猫も飼い主さんも気づかないうちにお互いに「取ってこいあそび」をさせたり、させられたりしているのかもしれません。しかしそれも、大切なコミュニケーションとなりますね♪

頑張って「取ってこいあそび」をマスターして、ぜひ愛猫との時間を楽しんでください!

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