元フランス代表DFがサリバに期待を寄せる「ヨーロッパで最高のDFになれる」

写真:今シーズンも安定したプレーを披露しているサリバ©Getty Images

元フランス代表でチェルシーやアーセナル、トッテナムでプレーをしたウィリアム・ギャラス氏が、アーセナルの守備陣を牽引するウィリアム・サリバに対して「ヨーロッパで最高のディフェンダーの一人になる可能性がある」と期待を寄せた。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

サリバは昨年3月にデビューを果たして以降、フランス代表として10試合に出場している。カタール・ワールドカップのメンバーにも選出されたが、出場時間はわずか27分だった。アーセナルでは目覚ましい活躍を見せているが、ギャラス氏はフランス代表でも同様の活躍が必要だと語っている。

「私はサリバが好きだ。本当にいい選手だと思う。しかし、世界最高のDFになるにはフランス代表でプレーし、常にスタメンに選ばれなければならない。サリバはまだフランス代表のスターターではないが、彼がスタメンに加わりアーセナルでのパフォーマンスと同等のプレーを見せれば、彼が世界最高のDFかどうかを議論することができるだろう。現時点では、彼はヨーロッパで最高のDFになる可能性がある選手の一人だ」

続けて、ギャラス氏はプレミアリーグに現時点でサリバより優れたDFが4人いると語った。

「真のワールドクラスのDFというと、チアゴ・シウヴァ(チェルシー)が思い浮かぶ。彼は昔も素晴らしかったし、この年齢(39歳)になっても素晴らしい。ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)も好きだ。彼は新しいシステムにすぐに適応した。RBライプツィヒでのプレーと今のプレーを比べても遜色ない。プレミアリーグに即座に適応したことは信じられない。彼はワールドクラスのDFだ」

「ラファエル・ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド)もいいね。現時点ではベストの状態ではないかもしれないが、彼が獲得したタイトル数がそれを物語っている。ケガ以来、以前と全く同じではなかったとしても、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)も素晴らしい。彼はトップクラスだったが、今ではいくつかのミスを犯している。完璧ではないけど、それでも非常に優れている。私が思いつくワールドクラスのDFは彼らだと思うよ」

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