●イーサンバーニングV
日本中央競馬会(JRA)の第17回北國新聞杯は21日、京都競馬場の第9レース(ダート1900メートル)で3歳以上2勝クラスの16頭が出走して行われ、武豊騎乗の3番人気イーサンバーニング(牡4歳・中野栄治厩舎(きゅうしゃ))が、2着に3馬身差をつける快勝で北國新聞社賞と賞金1550万円を獲得した。武騎手は今年70勝目。北國新聞杯は2017年以来の獲得となった。
レースはティルドーン(牡3歳)が先行し、1番人気のバリアントバイオ(牡3歳)、2番人気のホウオウカブキ(牡3歳)は中団で追う展開に。4コーナーを回って脚を伸ばしたイーサンバーニングが後続を突き放した。勝ちタイムは1分59秒6。
2着は7番人気のサンライズゴラッソ(牡5歳)=団野大成騎乗=、さらにアタマ差の3着に8番人気のエクセスリターン(牡4歳)=松田大作騎乗=が入った。
表彰式では、北國新聞社の道上宗雅営業局長と北國フォトクイーンの小坂桃萌(もも)さんが、北國新聞社賞として釉裏金彩(ゆうりきんさい)人間国宝の吉田美統(みのり)氏が手掛けた「釉裏金彩泰山木文花瓶」の目録を勝利馬主に贈呈し、調教師、騎手、厩務員(きゅうむいん)にそれぞれ大樋焼の目録を贈った。
この日、競馬場には約1万8千人が詰めかけた。京都競馬場の松田恵作場長は「11月末まで京都で競馬があります。北陸の皆さんにも生まれ変わった競馬場をぜひご覧いただき、楽しんでください」とコメントした。
(1)イーサンバーニング(58武豊)1分59秒6(2)サンライズゴラッソ(58団野)3馬身(3)エクセスリターン(58松田)頭(4)ティルドーン(56西村淳)首(5)ツウカイリアル(56幸)1馬身¾
▽単(16)550▽複(16)210 (14)560 (12)860▽枠連複(7)(8)770▽馬連複(14)(16)7390▽馬連単(16)(14)12960▽3連複(12)(14)(16)36940▽3連単(16)(14)(12)176210▽ワイド(14)(16)1740 (12)(16)2320 (12)(14)6790