福井ブローウィンズB3参戦初の首位 さいたまブロンコスに94-78 通算4勝1敗

第2クオーターでシュートを放つ福井のボイド=埼玉県の毎日興業アリーナ久喜(福井ブローウィンズ提供)

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)は10月21日、埼玉県の毎日興業アリーナ久喜などで第3節7試合を行い、福井ブローウィンズは、さいたまブロンコス(埼玉)に94-78と快勝し、2連勝とした。通算成績4勝1敗で4チームが並んだが、福井は得失点差で今季初の首位に立った。

 福井は第1クオーター(Q)の序盤、細谷将司が3点シュート3本を含む11得点の活躍で攻撃をけん引。終始、主導権を握って31-21とリードを奪った。第2Qはトレイ・ボイドを中心に得点を重ねて点差をさらに広げ、56-42で折り返した。

 第3Qには細谷や志冨田温大の3点シュートなどでリードを19点差とすると、第4Qは粘り強い守備で埼玉の反撃をしのぎ、逃げ切った。

 伊佐勉ヘッドコーチは「先週の敗戦から、みんなでゲームの入りをしっかりやろうと話し合った」とし、勝因については「12人全員で相手にプレッシャーを掛け続けた結果」と話した。

 福井の次戦は22日、埼玉県の毎日興業アリーナ久喜で、同じく埼玉と対戦する。

© 株式会社福井新聞社