アストロズのB・アブレイユ 故意死球により2試合の出場停止処分

日本時間10月22日、MLB機構はブライアン・アブレイユ(アストロズ)に2試合の出場停止処分と罰金(金額非公開)を科したことを発表した。アブレイユは前日にレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたリーグ優勝決定シリーズ第5戦において、アドリス・ガルシア(レンジャーズ)に対して故意に死球を与えたと判断された。この試合を担当した6人の審判全員が故意死球とみなし、MLB機構は投球の危険性や選手の安全性への潜在的な影響を考慮して今回の処分を決定したという。

出場停止処分を受けたアブレイユは、日本時間10月23日に行われるリーグ優勝決定シリーズ第6戦から出場停止となる。ただし、アブレイユが異議申し立てを行った場合、その手続きが完了するまで処分は保留される。「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者によると、プレーオフ期間の異議申し立ては48時間以内に審査が行われるという。最終的な処分が確定する前にアストロズが敗退して出場停止の試合数を消化できなかった場合、アブレイユの出場停止は2024年シーズンに持ち越されることになる。

また、今回の乱闘騒ぎに関与した選手について、MLB機構はレンジャーズのガルシアとマット・ブッシュ、アストロズのランス・マカラーズJr.にも罰金(金額非公開)を科している。ブッシュとマカラーズJr.はロースターに登録されておらず、リーグ優勝決定シリーズの残りの試合でベンチに座ることが禁止された。さらに、退場宣告後の言動に関して、アストロズのダスティ・ベイカー監督にも罰金(金額非公開)が科された。

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