3年連続リーグ優勝に王手のアストロズ 第6戦はバルデスが先発へ

本拠地ミニッツメイド・パークで2連敗を喫したあと、敵地グローブライフ・フィールドで3連勝を収め、3年連続のリーグ優勝に王手をかけたアストロズ。本拠地に戻って行われる第6戦には左腕フランバー・バルデスが先発することが決まった。第2戦では自身のエラーもあり、3回途中7安打5失点(自責点4)で降板したバルデスだが、第6戦では「ホームチームが全敗」というシリーズの流れを打ち破り、チームをリーグ優勝に導く好投が期待される。

今季のバルデスは、前半戦で7勝6敗、防御率2.51をマークし、2年連続のオールスター・ゲームに選出された。ところが、後半戦は5勝5敗、防御率4.66と精彩を欠き、そのままプレーオフに突入。ツインズとの地区シリーズ第2戦は5回途中7安打5失点、レンジャーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦は3回途中7安打5失点(自責点4)でいずれも敗戦投手となり、防御率11.57と不振に喘いでいる。

前回登板のあと、「ボール自体はよかった。相手チームが少しラッキーだったのかもしれない」と自身のピッチングを振り返ったバルデス。第6戦に向けて「直近2登板の結果は悪かったけれど、こういうことは誰にでも起こり得る。これまでにやってきたことを今もできる、ということを示すために登板する機会があるのはありがたい」と意気込みを口にした。

アストロズのダスティ・ベイカー監督は「フランバーには大舞台の重要な試合での経験値がある。直近の不振については、コントロールが問題だと思っている。彼は精彩を欠いていた」とコメント。「重要なのはストライクを投げることだ。質の高いストライクをいいコースに投げないといけない」とバルデスに注文をつけた。

「レギュラーシーズンでやったように、ストライクを投げて、ストライクゾーンを攻めて、アウトを取っていきたい」とバルデス。昨年のプレーオフで3勝0敗、防御率1.44の大活躍を見せた左腕は、本来のピッチングを取り戻し、チームをリーグ優勝に導くことができるだろうか。

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