さくらで本県初開催 全日本ゲートボール開幕 作新学院、幸先良いスタート

2次リーグ初戦で幸先の良いスタートを切った作新学院=21日夕、さくら市桜野

 栃木県内で初開催となる文部科学大臣杯第39回全日本ゲートボール選手権大会が21日、さくら市総合公園さくらスタジアムで開幕した。都道府県予選を勝ち抜いた全国の45チーム279人が22日まで熱戦を展開する。

 開会式では、大会会長の今川啓一(いまがわけいいち)日本ゲートボール連合専務理事と同副会長の船田元(ふなだはじめ)県ゲートボール協会長らがあいさつ。本県代表となった作新学院の片柳尚記(かたやなぎなおき)(27)、安達真吾(あだちしんご)(26)の両選手が「コロナ禍の混乱が収まりつつある中、ゲートボールを通して知り合った全国の仲間たちと共に、この大会を精いっぱい戦いたい」と選手宣誓した。

 初日はまず1次リーグ戦を行い、勝ち抜いた24チームによる2次リーグ戦も一部行った。2018、19年大会を連覇し、岩田良文(いわたよしふみ)監督が率いる作新学院は2次リーグ初戦で「湘南ちがさき(神奈川)」と対戦。この日の最終試合となったコートに多くの観客が集う中、快勝し好調さをアピールした。

 22日は2次リーグ戦の残り試合を経て、上位8チームによるトーナメント戦を行い日本一を決定する。

2次リーグ初戦で幸先の良いスタートを切った作新学院=21日夕、さくら市桜野

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