山形明正、悲願の初V 全国高校サッカー県大会、羽黒に1-0

〈山形明正―羽黒〉前半13分、明正のMF仲村渠健がヘディングで決勝点となる先制点を挙げる=天童市・NDソフトスタジアム山形

 第102回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会、山形新聞、山形放送など主催)は最終日の21日、天童市のNDソフトスタジアム山形で決勝を行い、山形明正が1―0で羽黒に競り勝ち、初優勝を果たした。

 明正は前半13分、FW丸山来寿の右サイドからのクロスにMF仲村渠健(なかんだかり・けん)が頭で合わせて先制。直後に自陣で与えたFKからピンチを迎えたが、GK酒井淳平が好守を見せ、1―0で折り返した。後半は羽黒の猛攻を全員で体を張って守り、終了間際には再び酒井がファインセーブでリードを守りきった。

 明正は県代表として、12月28日に首都圏を会場に開幕する全国大会に出場する。

© 株式会社山形新聞社