来春の第96回選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区高校野球大会は10月22日に福井県営球場で準決勝2試合を実施。第1試合は敦賀気比(福井3位)が日本航空石川(石川2位)を4-3で下し、決勝進出を決めた。
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敦賀気比 210 000 000 1…4 000 000 300 0…3 日本航空石川
■日本航空石川 蜂谷逞生、川俣謙心、眞殿大暉、深井颯馬―冬木蓮太郎 ■敦賀気比 竹下海斗―中森昂
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敦賀気比は初回、無死一、三塁の場面で野道諒彌の内野ゴロの間に1点を先制。さらに2死一、三塁から中森昂が適時打を放ち2点目を挙げた。二回には2死三塁から西口友翔の適時打で3-0と引き離した。同点に追いつかれ迎えた延長十回、西口の犠打で1死二、三塁の好機をつくると、続く野道の犠飛で勝ち越した。
先発の竹下海斗は6回まで被安打1の好投。同点に追いつかれるも打線の援護を受け10イニングを投げきり、接戦を制した。
日本航空石川は3点を追う七回、1死満塁の場面で加藤一翔が適時打を放ち2点を奪うと、2死一、三塁から河田拓斗の適時打で同点に追いついた。1点差で迎えた延長十回、1死満塁の一打サヨナラのチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。
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