亀井静香氏の胸像完成、除幕式 地元の広島・庄原「胸いっぱい」

自身の胸像と記念撮影する亀井静香氏(左から2人目)=22日、広島県庄原市

 元金融担当相で自民党政調会長を務めた亀井静香氏(86)の胸像が完成し、出身地の広島県庄原市で22日、除幕式が開かれた。亀井氏も出席し「この地に生まれたことをありがたく思う。胸がいっぱいだ」と述べた。

 胸像は、JR備後庄原駅近くの公園に設置された。2017年に亀井氏が政界引退を表明した後、支援者らが胸像の制作を計画し、地元で寄付金を募った。亀井氏の功績を刻んだ石碑も並べて建立された。

 除幕式には、地元選出議員や市民ら約350人が参加。亀井氏はあいさつで故郷への思いを語り、「まだ私は道半ば。地元のためにどんどんやります」と意気込んだ。

© 一般社団法人共同通信社