籾木結花が後半ATに劇的同点弾!5連連発13ゴール目でリンシェーピングは優勝戦線に生き残り

5連連発13ゴール目を決めたリンシェーピングMF籾木結花[写真:Getty Images]

リンシェーピングFCのMF籾木結花が試合終了間際に劇的なゴールを挙げた。
【動画】籾木結花が上位直接対決で後半ATに劇的同点弾

リンシェーピングは21日、ダーム・アルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部)第24節でハンマルビーIFとアウェイで対戦。籾木となでしこジャパンのDF宝田沙織は揃って先発フル出場した。

首位ヘッケン(勝ち点53)の背中を追う、2位ハンマルビー(勝ち点52)と3位リンシェーピング(勝ち点51)の直接対決は、19歳FWエレン・バンガーハイムのゴールでハンマルビーが先制し、ホームチームリードのまま、後半のアディショナルタイムに突入した。

敗戦は優勝戦線からの離脱を意味するリンシェーピングだったが、なでしこジャパンの元10番が最終盤に意地を見せる。

後半の追加タイム3分、リンシェーピングはアルバ・セレルドが左サイドをえぐってクロス。一度阻まれるも、セカンドボールを拾って今度は上げきると、ゴール前の籾木がワントラップから素早く左足を振り抜き、値千金の同点弾を奪取した。

緊迫した状況下でも冷静にコースを見つけた籾木。これがリーグ戦5試合連続ゴールとなり、今季のリーグ戦通算得点を「13」まで伸ばし、得点ランキングでも3位タイに躍り出た。

試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、両者勝ち点「1」を分け合った。ヘッケンは22日に試合のため、ハンマルビーが暫定首位に浮上し、次節ヘッケンとの直接対決を迎える。

残り2試合、リンシェーピングは連勝を目指し、逆転優勝に望みを託すこととなる。

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