ミック・ジャガー 学者の父親にロッカーになることに反対されていた

ミュージシャンのミック・ジャガー(80)は、父親にロッカーになることを反対されていたという。

ザ・ローリング・ストーンズのボーカルを務めるミックは、学者であった父親のバジル・ジョー・ジャガーが、自分がアーティストの道に進むことを嫌っていたことを明かした。

体操選手でイギリスでバスケットボールの普及に貢献した体育教師、さらににキャリステニクス(美容体操)の本も2冊出版している亡き父について、ミックはタイムズ紙に「彼は運動という点ではインスピレーションを与えてくれたんだ。それほど厳しい父親ではなかったし、厳しいしつけをするような人でもなかった。でも、身体的なものがいかに大切かを教えてくれた」と語っている。さらに「でも父がすごく反対したことは、僕が芸術に関わることだったんだ。(ロックバンドに入ることに)反対だった。彼はアカデミックな人で、教師であり、フィットネス愛好家だった。つまり、彼は僕に学問的であること、物事を学ぶこと、そして健康であることを教えてくれた。僕には明らかに、クリエイティブでいたいという別の部分があった。でも、それは自分の過ちだった。僕が通っていた学校(ダートフォード・グラマー・スクール)には演劇やパフォーマンス、音楽があったけど、自分はそのどれにもまったく参加しなかったんだ」などと続けている。

8児の父であり、父方の祖父デヴィッド・アーネスト・ジャガーも教師だったというミックは「子供たちが演技のクラスをやりたがったら、『演技のクラスをやりなさい』と言うよ。それが現代の親さ」と話している

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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