早歩きで寿命が長くなる!? 循環器系の疾患などでリスク減少 英国で40万人を調査 

早歩きで、寿命が長くなることが分かってきた。 新たな研究によると、早く歩く人はのんびりした速度で歩く人に比べて、がんや心臓病で死ぬリスクが減少するという。

10年間にわたり約40万人の英国人を対象にした研究によると、自身を「早歩きの人」と見なした人々は、がんや心臓病で死亡する確率が4分の1も少ないことが判明した。循環器系の疾患では60%、他の原因による死亡リスクでも70%減少する結果となった。

研究を指導したレスター大学のジョナサン・ゴールドニー博士はこう話す。「散歩する方々にはできるだけペースを上げることをお勧めします。寿命が長くなる可能性がありますし、過去の研究でも証明されているように、活動的になることで他にも多くの利点がありますから」

「医師は患者に歩く速度を聞くようにするべきですね。それによって死亡リスクに関する様々なリスクがわかるようになりますし、早期の死や病気を防ぐ対策を示すことができるかもしれません」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社