B1長崎ヴェルカ快勝 渋谷に91-74 ブラントリー28得点

【長崎ヴェルカ―SR渋谷】第1クオーター、ヴェルカのボンズがゴール下に切り込む=青山学院記念館((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第3節最終日は22日、東京の青山学院記念館などで11試合が行われ、長崎ヴェルカはSR渋谷に91-74で快勝した。西地区は名古屋D、大阪が開幕6連勝。5勝1敗でヴェルカ、琉球、島根と並んでいる。
 ヴェルカは第1クオーター、ブラントリーの2本の3点シュートで流れをつかむと、オフェンスリバウンドからの2次攻撃で効率よく加点。7点差をつけた。第2クオーターは渋谷にゴール下で得点を重ねられ、3分に33-34と逆転を許したが、ここから荒谷の個人技などで15点を連取。54-41で前半を終えた。
 後半は馬場、ブラントリーらがターンオーバーからの速攻などを決めて着実に加点。渋谷も田中(長崎西高出身)を中心に差を詰めてきたが、9分にボンズ、ブラントリーが立て続けに3点シュートを沈め、70-64として第4クオーターへ入った。最後は渋谷のインサイド攻撃をパーキンズらが身体を張って守り抜き、17点差をつけた。
 この日ヴェルカが放った3点シュート23本中、成功したのは14本で平均成功率は60%。持ち味を発揮して試合を優位に進めた。ブラントリーは両チーム最多の28得点。ボンズは17得点13リバウンドでダブルダブルを達成した。
 第4節は25日、各地で12試合を実施。ヴェルカは長崎市の県立総合体育館で島根と対戦する。

【長崎ヴェルカ―SR渋谷】第1クオーター、ヴェルカのパーキンズがゴール前で競り合う=青山学院記念館((c)B.LEAGUE)

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