B1長崎ヴェルカB1初黒星 渋谷に78-85 

【長崎ヴェルカ―SR渋谷】第3クオーター、ヴェルカのパーキンズがリバウンドを確保する=青山学院記念館((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第3節第2日は21日、東京の青山学院記念館などで12試合が行われ、開幕4連勝中だった長崎ヴェルカはSR渋谷に78-85で競り負け、B1初黒星を喫した。
 長崎西高出身で元日本代表の田中、20日にヴェルカから移籍したばかりのギブスが所属する渋谷との一戦。ヴェルカは第1クオーター、高さがある渋谷に対して、ボンズ、 髙比良らが6本の3点シュートを決め、29-26で発進した。第2クオーターも要所でのオールコートゾーンプレスディフェンスで渋谷の攻撃を寸断。ブラントリー、パーキンズがゴール下で得点を重ね、11点リードで前半を折り返した。
 流れが変わったのは第3クオーター。細かくパスを回す渋谷に高さのミスマッチをつかれ、1分から19点を連取された。ヴェルカもボンズの個人技などで反撃したが、全体的にシュートの精度が悪く、64-65で第4クオーターへ。その後は一進一退の攻防が続いたが、78-78で迎えた8分、渋谷の田中に3点シュートを決められると、最後はチームファウルからのフリースローで加点されて7点差をつけられた。
 西地区の名古屋Dは信州を72-64、大阪は茨城を100-83で下して開幕5連勝。4連勝中だった昨季王者の琉球は66-89で横浜BCに敗れた。
 最終日は22日、同記念館などで11試合を実施。ヴェルカはSR渋谷との第2戦に臨む。

【長崎ヴェルカ―SR渋谷】第2クオーター、SR渋谷の田中(長崎西高出身、左)がゴール下に切り込む=青山学院記念館((c)B.LEAGUE)

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