いわて盛岡シティマラソン(実行委など主催)は22日、盛岡市で開かれた。国内外から約5千人のランナーが参加。米紙ニューヨーク・タイムズの「2023年に行くべき52カ所」にも選ばれた古き良き街並みや、秋深まる自然豊かな盛岡路を楽しみながら駆け抜けた。
フルマラソン(42.195キロ)に3419人、ファンラン(11.5キロ)に1518人が出場した。肌寒い曇り空の下、岩手公園前をスタート。盛岡八幡宮や御所湖周辺を通り、市中央公園で続々とゴールした。
時折雨が降る中、沿道では吹奏楽の演奏や高校応援団のエール、さんさ踊りを繰り広げ、力走を後押し。各給水所では南部せんべいやわんこそばも提供し、フルマラソンの完走賞に南部鉄器製のメダルを手渡した。