ごみ拾いで優勝目指せ スポーツ感覚で楽しく清掃 県と栃木SCがイベント

県総合運動公園で集めたごみを計量する参加者ら

 【宇都宮】スタジアム周辺では、スポーツ感覚でごみ拾いを楽しむイベント「スポGOMI大会with栃木SC」が行われた。県内外20チーム73人が参加し、栃木SCの試合前に清掃で汗を流した。

 スポGOMIは制限時間内に一定のエリアでごみを拾い、種類や量をポイントで競うイベント。県は本年度、県内プロスポーツチームと連携して開催しており、栃木SCとの連携は今回が初めて。

 1チーム3~5人制で競い、計74.55キロのごみが回収された。優勝は10キロ超を集めたフタバ食品(一条4丁目)のグループ「Teamフタバ」で、同社企画部係長の三上菜穂(みかみなお)さん(31)は「たばこの吸い殻やチラシを拾った。まさか優勝するとは思わなかった」と笑顔で喜んだ。

 7月には野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスと共催した。12月にはバスケットボールB1宇都宮ブレックスとの実施を予定している。

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